MegaPIケースにSSDをINする [Raspberry Pi]
当方,一時期,レトロゲーム機を模したラズパイケースにハマってしまい,スーファミを2個とメガドラを1個,立て続けに購入,(今もちゃんと)使用しています。
現状,スーファミケースに入れたラズパイは,普通にSDカードでOSMCとLakkaを動かしていて,本体のみで完結しているのですが,メガドラケースの方は,Raspbianを外付けSSDから起動している為,USBケーブルが生えてて,なんとも不恰好,しかもハンドリングが悪い…。
先日,野暮用でI2Cの照度センサーを購入,動作確認用のラズパイの準備が少々手間だったので,メガドラケースのラズパイをちゃんと使えるように,どうにかしましょ…
ってのが,今回のお題目。
やることは概ね,これ位かな…
- ケースが使用するGPIOの移動
- RTCを内蔵
- SSDを内蔵
- I2Cを外出し
- ラズパイ本体のLEDを可視化
ケースが使用するGPIOの移動
ケースの付随機能として,安全な電源OFF/Resetを実現する為,GPIOを使っているのですが,5Vに近いって事で,I2Cが犠牲になっています。
これは,前にもSNESケースでやっているので,手法及びスクリプトは,そのまま流用。
ただ,ケース内の配線が短くて,GPIOの端に移動したらパッツンパッツンに orz
# SNESケースの時は,配線に余裕があったのに。。。
RTCを内蔵
Desktop PCならRTCは必須って事で,今回もI2Cなヤツを載せます。
なくても良いのですが… まぁ雰囲気って事で。
SSDを内蔵
今回の目玉,ちょ〜目玉(笑
外付けしているSSDをどうにかするって事で,内蔵してみます。
ただし,ケースが小型なので,2.5インチのSSD/HDDは内蔵できません。
そこで,miniPCIe(M.2じゃ無いよ)のSDDを,USB変換基盤にセットして使います。
ただ,これでも,そのままでは入らないので,変換基盤を削りまくって,無理やり押し込みます。
I2Cを外出し
RTCを実装したついでに,ケースの外へ引き出しました。
引き出しは,GROVE(スペル合ってる?)コネクター準拠な感じ。(VCCは3.3Vですが…)
ほんとなら,GPIOを全部引き出せレバ良いのですが,スペース的にシンドイのと,とりあえずI2Cセンサーを使いたいので,I2Cのみとしました。
ラズパイ本体のLEDを可視化
これは,完全に蛇足(笑
手芸用光ファイバーを使って,ラズパイのLEDが見えるようにしました。
設置場所は,SDカード挿入口カバーの内側で,カバーを閉じればLEDを隠すことができます。
で,やってみた(爆
まずは,SSDと変換基盤の動作確認と,Raspbianのイメージを書き込みます。
今回は,60GBの物を変換基盤と合わせてAmazonで購入しました。
ケースに入るように,変換基盤を削ります。
GPIOのコネクタハウジングとその配線,USBコネクター,ケースの支柱等々,モロに当たるのでゴリゴリ削って行きます。
合わせて,USBケーブルは手作りします。
市販品は,どうしてもコネクター部が大振りなので,小型化するため…
# ノイズ対策とかしてません(笑
ケースに載せる,とこんな感じ。 ケース中央の支柱の一部も削っています。
余裕が有る様に見えますが,実はこの後,ギュウギュウになります(笑
ケースの基盤裏には,絶縁の為,テープを貼りました。
水色の配線は,一石ファンコンで,今回は,ケースのFAN端子をそのまま流用しています。
そして,ギュウギュウの原因,GPIOへの配線一式(I2C含む)+IRレシーバー。
SSDを右寄せしたのは,この配線の逃げ場を作るため。
えい!ヤァ!と臓物を納めて ねじ止め!
見よ!この何もなかった様な佇まい(爆
外だしI2Cは,ケースに穴を開けてそこから…
ここは,ちょっと残念 orz
ラズパイ本体のLEDは,こんな感じ…(ピンボケorz)
RPi3B/3B+ では,この辺(2BはLEDの位置が逆になります)
穴は,緑LEDの位置に開けたのですが,赤LEDも確認できます。
ちなみにSSDのLEDは,ケース裏からダダ漏れでした(笑
照明落としたら綺麗かも(笑
まとめ?
着手時,入らなかったらどうしましょ… って不安はあったのですが,やってみたら意外とすんなり入りました。
そうは言っても,切った張ったの現物合わせなので,そこそこ時間は掛かってます。
スーファミケースで,同じ事ができるか?…ですが,高さは十分な気がしますが,横幅が少ないので,厳しいそう…
あっ,試しませんよ,今回の件で満足(笑
あと,ラズパイに手を出しちゃう様な方なら,その昔,ノートPCのSSDを換装して,はみ出したSSDが,使いどころもなく放置されているはず!
ラズパイなら容量が小さくてもOK! 再利用にはもってこい!です。
余談
少々手間だった…
当方,ラズパイ(この場合,Raspbian)の使用は,ssh(稀にVNC)なので,部屋の出窓部分に設置投げっぱなし… 3Bや3B+なら電源さえ確保できれば良いので,普通なら困らないのですが…
今回,テスト用に空いているラズパイって,手持ちは2Bのみ。 単体じゃWi-Fi使えない…
Wi-Fiドングル使うの面倒!とか,長いLANケーブル有ったけ?とか…すったもんだ。
おかげで,出窓付近が各所ケーブルやら配線やらで,臓物ブチまけ状態!
なかなかセンサーのテストにたどり着けませんでした orz
で?
実は,このSSD化したメガドラケースなラズパイ,Raspbianの起動は確認したけど,そこで力尽きた(爆
お題目は達成したのでOKかな(笑
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