TvmaidでMirakurunを使う実験

先日，Mirakurunを動作させた直後に，簡単に試した時には，BSがうまく動作しなかった。
今回は，そのリベンジ。

手順は，内臓チューナを使うのと何も変わりません。

1. TVTestで，BonDriver_Mirakurunを使って視聴出来るようにする。
   1. -T, -Sで分離，*.ch2をちょっと小細工します。
2. Tvmaidでチューナ設定
3. 動作確認

やってみた

注意:

• BonDriver_Mirakurunは，1つでGR/BS/CS ３波に対応出来る。

実験は…

• 録画PC(予備)で動作中のTvmaidMAYA rel30 Mod14.8で行う。
• チューナは，PT3 1枚を内臓，Spinelで共有中。
• TVTestは0.9.0 x86。

そこにMirakurunのPT3 1枚を追加する感じ。

＊ Mirakurunは構築，動作確認済みである事。

TVTestの操作

1. TVTestのBonDriverフォルダにBonDriver_Mirakurunを入れる。
2. BonDriver_Mirakurun.iniを自分の環境に合わせ修正する。
3. TVTestを起動，BonDriver_Mirakurunを選び，チャンネルスキャンを実施。
   1. GR/BS/CSそれぞれ行う。
   2. スキャン成功後，見ない(見られない)チャンネルのチェックを外す。
   3. 設定を閉じて，TVTestを終了
4. BonDriverをGRとBS/CSに分ける為，コピーして2セット用意する。
   1. 名称は適当，慣例に倣って"-S", "-T"とする。
      1. BonDriver_Mirakurun-S.dll
      2. BonDriver_Mirakurun-S.ini
      3. BonDriver_Mirakurun-T.ch2
      4. BonDriver_Mirakurun-T.dll
      5. BonDriver_Mirakurun-T.ini
      6. BonDriver_Mirakurun-T.ch2
   2. *-T.ch2をエディターで編集
      1. *-S.ch2から，GRを削除
      2. *-T.ch2から，BS,CSを削除
5. TVTestを起動し，各BonDriverで視聴出来る事を確認する。

Tvmaidの操作

1. 設定から『チューナ』タブを開く。
2. 一旦，既存の設定を全て削除する。
3. チューナの再設定を行う。 例えば…
   1. BonDriver_Mirakurun-S.dllをS0
   2. BonDriver_Mirakurun-S.dllをS1
   3. BonDriver_Mirakurun-S.dllをT0
   4. BonDriver_Mirakurun-S.dllをT1
4. 設定を閉じると，チューナ再構築の為，再起動させられる。
5. WebUIから番組表が正しく表示される事を確認。(Live視聴でもOK)

＊ 既存の内臓チューナとの併用も問題なし。

所感:

• Spinelよりレスポンスが良い気がする。
• チャンネル切り替え時，同期外れを起こして数秒間Dropしまくる事がある。(頻度不明)

チャンネル切り替えでDropするようじゃ，テスト用かな…

注意:(20200212 追記)

• BonDriver_Mirakurun.iniにて…
  • SERVICE_SPLIT=1にした場合，TVTestのチャンネルスキャン時に大量にネタが出てくる。
    正しい物(『名前』と『チャンネル』が同一の物)だけ，チェックを入れるようにしないと正しく選局できない。
  • SERVICE_SPLITの値を変更した場合，再度，チャンネルスキャンを行う必要がある。
    Tvmaidで使用する際は，TVTestのチャンネルスキャン終了後，Tvmaid側もチューナ更新を行う必要がある。

タグ：Mirakurun Tvmaid linux