MBPを冷やせ!2020夏? [PC関連]
もう季節ネタと化している感がありますが…
昨年,『MBP(MacBook Pro)を冷やせ!』って事で,"ペルチェ素子実験キット" を使って "なんちゃって水冷化" してみたのですが,使っているうちに色々問題が…
- "ペルチェ素子実験キット" を使ったのですが,このFANが五月蝿すぎ!
- 水温を室温以下にするのって,夏場はほんと大変。 ペルチェの全開稼働が多くなりがち。
これがFAN全開の原因にもなっている。 - 冷水を流す為,水路にも断熱が必要(これが結構重要で施工が大変
- 排熱で室温が上がりそう… 正直,人の方がもちません…
"ノートPCを冷やす" って目的は達成できるのですが,犠牲が多すぎ(笑
想像ですが,このキットの本来の使い方は,ペルチェの"冷"側 を使って冷風をを出し,”熱"側を水枕で冷やすって感じでは無いかと。
逆に使えば,まぁ色々出ますょ(笑
そこで,2019版の反省を踏まえ2020版は,ノートPCの底にペルチェを配置して直に冷却,発生する熱を水を循環させて冷却するって感じに方針変更。 これなら,ペルチェの全開稼働を抑えられるのでは無いかと…
と,理由づけはこんな感じで,実は…
AMAZON.jpで,こんなキット?を見つけてしまい,ついポチッと(笑,価格は¥12k位
いい感じにパイプが這っているので,ついつい…(笑
# いつも通り,後先考えていません(笑
で,購入してみた感想ですが…
20200818追記
完成編はこちらになります。
AMAZONの商品ページでは,『ノートPC用』と謳っていましたが,『ノートPC』にコンタクトするパーツ(CPUの水枕的なもの)は含まれていません。 それどころか,電源,ハーネス,FAN/ポンプの制御系パーツなど色々足りません。 あるのは水路周りのパーツとプラ製の"足"のみ… まぁ普通のPC水冷化パーツを "ひと塊り" にして "自立" 出来るようにしただけで,それをどう使うかは購入者次第,完全に投げっぱ…です。
『このキット(だけ)でノートPCを水冷化出来る!』って勘違いしたら大変なことになります。
で,半日いじった感じでは…
- 一箱(ワンセット)にはなっていたが,中にはそれぞれのパーツが個装された状態で詰まっている。
- セット売りなので,若干お安くなっている(と思う)
- 透明なパイプだけは,無造作に入っていた。
- 元々個別のパーツ,それぞれに添付品としてネジが付いていて,組み立て後,結構な本数余る(笑
- ポンプのマウント部分に制振部材が入っていない。
- 付属のFAN,ポンプは結構静か,振動も少なめ。(制振部材がなくてもギリOK?)
- FANは12cmでLED内臓,1200rpm。 赤基調で夏場に使うには暑苦しい…
- キットを謳っっているけど説明書の類は,一切無し。(AMAZONの商品ページの写真を元に組み立てた)
- ラジエータハウジングに全ての部材をネジ止めするのだが,ハウジングの素材が薄いので,強度的に不安が…
- アクロバティックな実装になるので,ネジの締め付けが難しい。
- 水の経路が逆のような気がする…
- 通常「熱源 →ラジエータ →リザーブタンク →ポンプ →熱源」 だとの思うけど
この製品は,「熱源 →リザーブタンク →ポンプ →ラジエータ →熱源」,ポンプ周りに熱水がもろに入る。
- 通常「熱源 →ラジエータ →リザーブタンク →ポンプ →熱源」 だとの思うけど
- パイプは一切固定されていないので,軽くド突くとパイプが外れて大惨事に(実際やらかした 笑
- AMAZONの写真通り組み立てると,水流確認用の水車ユニットとリザーバータンクが干渉する。
これにペルチェ合わせて…と,これ夏のうちに完成?するのか(笑
# ペルチェ素子は同時に買ったけど,水枕を忘れたょ…
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