Elecom M-HT1DRBK買ってみた… その後。 [PC関連]
その後…
Window10なPCで,本格的に使用する試用。
MBPに繋いでテストしていた時から気になっていた問題に,取り敢えず対応してみました。
お約束:
分解,改造をした場合,メーカーのサポートを受ける事が出来なくなります。
やるなら自己責任で… (質問とかも勘弁)
問題…
- 個体差(初期不具合とも言う?)なのか,スクロールホイールが渋い…
どんな感じかと言いますと,ホイールを回した時,どこかに擦っている様な抵抗感が有ります。
抵抗感と言うより,無理やり回す感じ。
ま,何はともあれ外観をチェック,ホイールをコロコロしながらよく見ると。
ゴムのギザギザの高さが違う!!
どうやら,この高さの違いから内部の何処かに当たっている様です。
# 動作確認(出荷前検査)してないのかな… コロコロすれば直ぐに分かるのに…
そんな訳で,早速解体(笑
ネジは,本体底(滑り止めで隠れてます)に6本(T6),電池ボックス内に1本(T6),表面のボール軸受部分に2本(+)です。
本体底の滑り止めは,いつも通り(?)革用穴あけポンチを使って穴を開けて,再解体を簡単に出来るようにしました。
マウスソールと違って,気を使わなくて良いのは良い事。
若干,はめ込みも有るのでバキバキ言わせながら,ご開帳!
物が大きく,曲線が多いので,結構大変。
フイルム配線が2本有るので,勢いをつけて開帳すると断線の危険あり。
ケースは,トップ,ボトム,スイッチ&ホイールの3ピース。
問題のスイッチ&ホイール部を分解。
ホイールのゴム,厚みを測ったら,2.4mm〜3.0mm。 均等じゃ無い!
この,0.6mmの差が引っかかりの原因。 こりゃダメだ… orz
しかも,これって交換するしかないなよなぁ…
でも,手持ちでこんな物は,無い。
シリコンO-リングを試したけど,厚すぎる。。。
# 要求は,幅4mm,厚さ2.5mm,断面がまん丸なO-リングじゃダメっぽい。
あれやこれやと『丸い物』を物色… やっぱり無い。
無いものは作れって事で,『おゆまる』をゴムの代わりにホイールの溝に押し込んでみます。
仮組みして調子をみます。 げっ,ネジ錆びてるし… orz
見た目は悪いですが,操作感は意外と良い感じ。
耐久性は不明(多分無い)だけど,ダメになったら交換すれば良いだけだし(笑
〆:
本体は『MADE IN CHINA』です(笑
ゴムパーツやらネジやらなので,たまたま,ハズレを引いた感じですね。
まぁ『MADE IN JAPAN』でも,ねじ釘系資材ってロット単位の部品管理でしょうから起き得る問題。
組み立て作業時点で気が付ければ良いのですが,まぁ,そこはお察し…
コロコロは修繕できたので,今度は『ホームポジション』の明確化。
この製品,掌を載せる部分は大きく低反発素材採用は良いのだけど,本体の形状がよく無い。
掌を乗せやすい反面,ボールやボタンへのアクセスに『最良な』位置がサクッと決まらない。
手を乗せる度にモジモジ…モジモジ…
多言語マニュアルも入っていたので,元々は手のデカイ欧米人向けなのかな…
ボタンにパテ盛りなどして,触れただけで指を置く位置を特定出来る様にすれば良いか。
それもと,低反発素地を取っ払って本体の形状修正が先?(笑
実は,この製品,発売開始から結構日数が経過していたのですね… 知りませんでした。
# 親指操作で小型な M-XT2DRBK を所有,使用していたので,困っていなかった。
今回,ボタン数を増やしたい為だけで,本品を購入してみたのですが…
発売当初(?), MSトラックボールエクスプローラの代替え来たー! とか大はしゃぎしている輩が多かった様ですが… MSトラックボールエクスプローラの様に "そっと手を添えるとそこにボタンが…" ってのには,程遠い。
今まで代替え品皆無だったので "無いよりマシ" ですけど。。。
話は飛びますが…
なぜかこの造形 嫌悪感が湧きます。
頭の奥で『これはダメなものだ』ってチリチリする感じ(笑
何がいけないのかな〜
同じくホイールの引っかかりが気になり分解方法を検索していたところ、辿り着きました。ゴムの高さの違いには全く気付かず、内部で埃が絡まっているとばかり思っていたので目から鱗でした。
力業で高さの違う部分をカッターで削ることで解決しました!!
記事ありがとうございました!
by えだまめ (2022-12-22 21:52)