OSMC with スーファミケース Part2(FANの調子) [Raspberry Pi]
OSMCってお題目ですが,先にFANの性能チェックの為,Raspbianを入れてみます。
ネタは "2018-11-13-raspbian-stretch"。 Desktop版です。
初回起動時の設定(piwiz)で,JP,wLan無し,Update実行を行いました。
合わせて,CPUを発熱させる為,stressをインストールしました。
やってみた
始めにヒートシンク無しの状態で確認すべきなのですが,ちゃっちゃとヒートシンクを取り付けてしまったので,取り外せません。
他のサイトなどで,温度を計測した情報が有ると思うので,そちらにお任せです。
CPUにストレスをかけて,10分放置後に温度を測ってみます。
測定はvcgencmd measure_temp
で…
結果
室温 | ケース | ダクト | 前 | 後 | Δ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
19℃ | 解放 | - | 32℃ | 38℃ | 6℃ | シングルコア |
19℃ | 解放 | - | 32℃ | 51℃ | 19℃ | 4コア |
20℃ | 密閉 | クローズ | 41℃ | 60℃ | 19℃ | 4コア,クロックダウン |
20℃ | 密閉 | オープン | 38℃ | 60℃ | 22℃ | 4コア,クロックダウン無し |
21℃ | 密閉 | オープン | 38℃ | 60℃ | 22℃ | 4コア,スリット拡張,クロックダウン無し |
20℃ | 密閉 | オープン | 36℃ | 57℃ | 21℃ | 4コア,スリット拡張+遮蔽板 クロックダウン無し |
20℃ | おまけ | 46℃ | 63℃ | 22℃ | 4コア,クロックダウン |
- ケース: "解放" は,トップカバーを付けない状態,"密閉"は,ケースを閉じた状態。
- ダクト: 元SDカード入れの蓋。
- おまけ: 別の3B+に38mm角のヒートシンクのみ(FANレス)
感想:
- 60℃を超えると1.4GHzが1.2GHzへクロックダウンする。(70℃って話だったのでは?)
なんとか,常時60℃以下に保つ工夫が必要。 - このFAN付きヒートシンクは,有効に機能している(と,思う)。
しかも,音が静か。 - ケースを閉じてしまうと,熱が篭ってしまう様だ。
- ダクト(元SDカード入れの蓋)は,予想通り開けた方が良いが,抜けが悪いのか,思ったほど冷えない。
対処:
- ケースの抜けを良くする。
何もしない状態から,約3℃下がったので,とりあえず良しとする。
試しにOSMCなSDを入れて,でFullHDなTSをSW Codecで再生して,こんな感じ…
frequency(45)=1399998000 temp=48.3'C
結構,余裕ありそう(笑
次回は,IRレシーバーな件… かな?(笑
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